2010年5月12日水曜日

ハンドメイドの木製サインプレート

以前作ったツリーハウスのサインプレートを変えてみました。
そこに描かれていたのは「どんぐりの家」でした。主木がコナラなのでどんぐりでも良いのですが、このプレートは現在作ろうとしているツリーハウスの方がふさわしいので移すことにしました。
こちらの主木はマテバシイで同じどんぐりの木、それにツリーハウスの形もどんぐりに近くなりそうなのでぴったりです。

このプレートの素材は、アルミ複合板です。
ここ森のスクールでは標示板としてよく使われています。道しるべや作業小屋の標示・矢印それに注意書きなどにです。
端材で十分なので看板屋でを分けてもらうことができます。
耐久性が抜群で、加工などアクリルなどの端材を使うよりだんぜん楽です。油性ペイントで描けば、かなりの年月を保ちます。
ただし、自然の中ではかなり目立ってしまうので、美観も考慮しながら標示すべきでしょう。

「どんぐりの家」に代わり、新たに作ったのは雲の形をしたプレートで、材はケヤキの板です。ツリーハウスの形をしたプレートを考えていたとき、その名称は「くもの家」をイメージしました。しかしその響きは蜘蛛にもなりえるので、横文字でCloudにしてみました。

表面の塗装は、シケンズ社のセトールという外装木材用の塗料です。
塗料が余っていたのでちょうどこの際に使い切りました。
表面塗装は通常、オイルステンで充分です。キシラデコールがオイルステンで量販店でも手に入れることができます。デッキ用の塗料の方が安いですが、ペイント状でしみ込みが少なく、個人的にはあまりお勧めできません。
一方のシケンズ(セトール)は価格が高いですが、しみ込みもよくそれに加えて張りのあるしっとりとしたつやが出ます。

一般的に木材への標示描きは水性ペイントで良いですが、ケヤキの様に彫り物に適した木は文字を浮き彫りにして陰影だけで見せるほ方が効果的です。
杉材などのサクい木は彫るより、水性ペイントで標示したほうが楽です。

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