足場作り(2010.第一回のワークショップにて)
はしごを作ってから、すぐに足場作りの作業に取りかかりました。
足場の材は既に切り倒してある間伐材を使います。
これを幹の又の箇所に渡し、なるべく水平になる様に幹に縛りつけます。
結束の縄はかなりの量を使います。棕櫚縄より麻縄を用いましょう。
昨年作ったツリーハウスの場合は、この足場をそのまま骨組みとして使いました(後から調整のため数本間引きましたが)。そしてその足場を利用して、次々と骨組みを上方へと継ぎ足していきました(詳しくはこちらから)。
単純なパターンに従って組んでいきましたが、その間隔などはどランダムというか自由です。そのため作る楽しさは増すのですが、慣れるのにはたっぷり1日かかってしまうのです。
今回は、前回の様にしていたら時間もかかり、慣れたころに夏が来てしまいます。
雨期明けまでには、ほぼ樹上で作業をしている状態がベストです。
今回は、骨組みの設計をある規則性にしたがって起した上で取り掛かろうとしています。そうすることで作業性を早めることができ、また骨組みに付随する床や屋根などを比較的容易に施すことができると見ているからです。
そのため足場は、あくまでも樹上で安全に作業できる空間を確保するものです。本来の骨組とは別になるため仮止めですが、しっかりと固定せねばなりません。
ここで、その当日に行なった状態を絵図で示しておきましょう。そうすることで作業のパターンを明確にすることができます。
図は、地上2メートルほどの樹上の平面図で、それぞれの幹の断面とそこに掛かる足場の材を示しています。
図中一番太い幹は檜で近い内に伐採する予定なのでなくなります。そうすると中央にかなり広い空間が確保できます。それでも2本の幹がハウスを突き抜けることになります。
足場はこの様に三角形を作りながら作業スペースを広げていきます。安全を確保するため、三角形のスペースが大きくなるようでしたら、後にもう一本材を通して分割します。
三角の格子パターンを念頭に置いて足場を渡していくと楽です。
次回は、この樹のたもとで材の加工を行います。
その前には、一度で出向いて足場の悪いところを整備しておかねばならないようです。
また、この地点までと40mほどの電源ケーブルを設置して準備しておこうと考えています。
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