2010年4月2日金曜日

ワークショップの準備

今年こそは、ワークショップを行なおうと考えています。
昨年も考えてはいたんですが、いまだにツリーハウスの屋根の補修もままならず、落ち着いていない状態です。
しかし、こちらの方は片隅に置いておいて、普及型の骨組みを以前から思案していました。

色々なタイプの骨組みが、以前私が作った模型であります。これならば短時間に組立ができるのではないかと確信が持てるものを見つけました。
最初は完全なジオデシック理論によるの球形をイメージしてました。しかし、それでは設計に時間がかかりそうです。組立も初心者には困難です。さりとて、あまり簡単すぎると小さくなり、構造的に弱くなってしまいます。

そこでジオデシック理論の良き点であるユニット形式を用いつつも、構成する材の種類が1種類となるような単純な形態を選びました。
幾何学的に菱形30面体というタイプです。別名ケプラーの30面体とも言いますが、より詳しくはゾーン多面体であって、フラードームの原型とは異なります。

幾何的なことはこの程度にして、肝心の骨組みのかたちをお見せします。
図は骨組みの基本形とその核となる多面体です。
しくみは、面体30面に沿って軸を平行配置することで出来上がります。
ダヴィンチグリットの変容型です。
ここまでは設計してあるので、後は組立のマニュアルを作っておこうと考えています。
直径2.5mほどの籠が樹上にできることを想像してみてください。
しかも、今度は2・3日で組み立てることを目指してます。
骨組み60本
菱形30面体

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