三河湾の水質は深刻で、各地でヘドロで埋まった浅瀬や干潟を聞いています。
矢作川はその最大の汚染源でしたが、20年ぐらい前からその流域では市民団体によるEMによる浄化活動がおこなわれていたそうです。現在、この川には大量の鮎が遡上しており、1日100匹以上も釣れる全国一の川になってます。また、三河湾にはスナメリ(イルカの一種)の群舞する奇跡をおこしたといわれてます。三河湾浄化レポート
三河湾の浄化活動を知多半島側で盛んに行なってきた榊原氏は、今後渥美半島側からも進めていくことで水質の向上を図ってます。
一方、酸性雨の影響で森林の土壌の劣化がすでに目に見えるかたちで現われています。すでに目に見える状態になっているのは段階的には手遅れなのです。
この日、松の立ち枯れ調査を行いました。
頂上までの松はいたるところに見えましたが、すでに全滅でした。
これは、酸性雨の影響なのではなく植生の遷移ではなかろうか、と思えるほどです。
ツリーハウスの隣にわずか1本の松が生き残っているいました。
榊原氏は、この松にEMを大量にかけてやりました。それから、樹皮にはセラミックに混ぜたEMをこすり付けました。このあたりにはすでに松はありません。5年前からすでに松が枯れ始めたと聞いています。手遅れかもしれませんが、元気になることを願っています。
水質の浄化・土壌の浄化に限りがなく、その原因が人間にあるのは分かっていても、原因を止められない無力さに襲われます。海岸に流れ着くゴミ同様、活動の意味を考えさせられてしまいます。
しかし、これは私たちが新たな文明を築くための精神的な活動でもあるのです。いかにエゴを落としていくか、それによってえられる精神的な進化・アセッションなのです。一方のあきらめは旧文明の精神からから来るものです。
愛を超えた進化はありえない。来るべき文明の精神です。
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