2012年11月12日月曜日

冬のワークショップ


ツリーハウスに取り組みたい方のためのワークショップです。

冬から春にかけて数ヶ月間

■とき:毎月の第2・第4(日曜日)に開催します(雨天中止)。

  • 12月9日・23日
  • 1月13日・27日
  • 2月10日・24日
  • 3月10日・24日
■集合時間
 11時30分-12時森の中にて昼食

■開催時間
 13時から16時まで

今月11月は25日よりはじめます。

■内容:本格的にご自身や仲間といっしょにツリーハウスを作りたい方を対称に、村田さんの提唱するツリーハウス作りを学びます。

●材料の確保
●工具の取り扱い方
●ハウスに適した樹木の決め方
●骨組みの組み方
●その構造の仕組み
●茅の確保について
●萱葺きの方法

実践は現在改装中のツリーハウスを練習台にして行ないます。
おおよ4回のワークショップでその内容をマスターしていきます。

■お持ちいただくもの
お弁当、剪定ばさみ、剪定ノコギリ、軍手

■参加費:3千円

■集合場所:ゆずりは学園駐車場に11時30分、お弁当持参
12時に森の中で食事をし、13時にワークショップを始めます。
アクセスマップ
http://www.yuzuriha-gakuen.com/acsess/
ナビ入力の住所:田原市野田町田尻15-14

■お申込/お問い合わせ:事前予約をお願いいたします。
フェースブック・村田弘志
もしくはメール formdesign@hiroshi-murata.com

2012年5月22日火曜日

ツリーハウスのワークショップ(茅葺編)

6月の中旬まで数週間ありますが、その間、日曜日にワークショップを開催します。

ワークショップの内容は、主にツリーハウスの茅葺です。
今回は、実演・実習をとおして、ツリーハウスに適した、茅の葺き方を学びます。
また、初めての方には、ツリーハウスの構造についても技術的な内容をご提供します。

日にちは、5月27日、6月3日・10日・17日を予定しています。
ご希望の日を選択できます。一人様からでも受け付けます。

午後1時から4時半を予定しております。

参加費は2千円です。用意するものは、はさみと園芸用の手袋です。



以前、骨組みを組み立てるワークショップを行った事があり、それ以来なので久々です。あれから、屋根素材を色々試し、思考錯誤の末、自然素材に行き着きました。以前のシート葺きは、ひどい台風の時にはがされてしまったからです。

茅は、湿度や温度を調節してくれますが、何よりも、茅を使うということは、自然のサイクルの一部を住まいに組み入れることだと、気付きました。この文明は頑丈で耐久性のある人口素材にこだわりがちですが、このような自然素材はもっともエネルギー効率の良い、そして永遠に手に入る地球の恵みなのです。長持ちの点でも、家の中で燻せば25年は保てるそうです。こういう当たり前のことがわからなかった自分には、ごめんなさい、地球には、愛してます、ありがとう、です。

現在、ツリーハウスは、全面改装中で茅葺を行っております。ちょうど、材料もあり実演や実践を通して学ぶ良い機会です。

今回。私はツリーハウスに適した茅の葺き方を研究してきました。その成果を皆さんにも提供していきたいと望んでおります。

また、昨年私は、この骨組みを取り入れたジオデシックドームを開発しました。この設計システムを用いれば、球形のツリーハウスに転用でき、樹上において比較的容易に組み立ることのできる球状の籠ができます。

利点は組み立て易さだけではありません。柔軟で他のツリーハウスなら設置困難なところでも比較的フレキシブルに樹と一体化しえるのです。

この柔軟さがツリーハウスでは大変重要なのです。なんといっても樹は思ったよりも風で揺れ、四角い頑丈な家だと樹のほうが傷んだり、ぽっきり幹が折れてしまうからなのです。

今回はワークショップに参加された方には、この設計システムが記されたマニュアルファイルを無料にて送らせていただきます。ツリーハウス以外に通常のドームがDIYできるので大変お得です。

このような経過を見ても、今回のワークショップが樹と自然そして地球と一体となった究極を目指していることがお分かりになるかと思います。

是非、この機会にワークショップに参加してみてください。

なお、現地への交通アクセスは,私のブログを御参照願います。
http://u-treehouse.blogspot.jp/p/blog-page.html 
お申し込みは、私へのメール、もしくはブログの問い合わせからどうぞ。



2012年5月21日月曜日

ツリーハウスのある山へ招待

ツリーハウスのある所、ゆずりはの森にあります。山の名前は地図には出ていませんが、神石山といわれています。

等高線で見るとなだらかな三角錐のピラミッド状になっているんです。そうです、ここはパワースポットなのです。おまけに、富士山と伊勢をつなぐレイライン上にあり、北は御嶽山からのレイラインとが交差するヴォテックスに位置しています。



さて、日程を決めましたので、皆さんにご連絡差し上げます。
今週は26日の土曜日
来週は30日の水曜日
それから6月2日の土曜日


今回予定が付かない方はがっかりしないでくださいね。要望があれば、再来週にも設けようと思います。

時間は、午前11時20分に地図で示した「ゆずり葉学園の駐車場です。

お車をご利用の方はここに止めてください。ナビに住所入力は→田原市野田町田尻15-1

当地への交通アクセスは以下のページを参考にしてください。
私のブログのアクセスページ http://u-treehouse.blogspot.jp/p/blog-page.html
田原からの時刻表 http://www.city.tahara.aichi.jp/gururin_bus/index.html


田原から巡回バスが出ているので、バスで見える方は 11時35分に近くのバス停「山の神」で下車します。

ここから、歩いて森に向かいますので、駐車場からの出発は11時40分です。

間に合わない方は、手書きの地図をコピーしておいて自力でたどり着くようお願いいたします。

スケジュールとしては、
歩いて森を探索しながら山を登っていきます。
ツリーブリッジを渡り、ツリーハウスを見学、
昼ごろ、ツリーデッキで昼食
山の中腹まで登って三河湾を望みます。
大人だけでしたらそのまま頂上付近まで登り、はるか遠方を望みます。
下山して3時ごろ解散です。後は自由行動です。
持参するものは、水筒にお弁当です。


リュックサックにスニーカー,バンダナか帽子を着けてきてください。すずめ蜂対策は施してありますが、間伐されたところだけなので、一応安全のため鮮やかな色彩の上着を着てくることをお勧めします。

虫に弱い人は,スプレーや軟膏持参することをお勧めします。

トイレは、ありますがほとんどペーパーはないかもしれません。虫に食われて。持参をお願いします。

なお、6月の雨季に入るまで、1日はワークショップを開催しようかと思っています。

まだ今の時点で日にちは決めてませんが、日曜日を予定しております。

私の都合になってしまいますが、
11時半に森の入り口に集合し、ツリーハウス周辺でお弁当を食べ、1時ごろから開始し、4時半終了を予定しております。

参加費は2千円、持参するものは園芸用のはさみ・園芸用の手袋(手ひら部分がゴムで薄手の背抜き)

以上ですが、取り急ぎ皆様にご連絡差し上げました。

ツリーハウスからの風景

ツリーデッキ



2012年2月8日水曜日

茅葺のツリーハウスを目指す

寒中、伊吹おろしが吹きすさぶ、私は忽然と河川敷に立ちいで、黙々と茅を刈り始めた。
こんなことをやる人間は今ではどうかしている。

だが数年前から取り掛かったこの木と同化するツリーハウスには、この茅でしか屋根を葺けないということがようやく今になって分かった。
恒久的なものづくりばかり行なっていると、永久的なサイクルにおけるものづくりがなかなか見えてこないものだ。こういったサイクルの中では、すでにものづくりの領域を超える。自己の存在や証などエゴに等しい。それは循環するサイクルの一部であり全てに組み込まれるからだ。

この森が眠りから覚める時が近い。私がこんなことを行なっているのがその証拠だ。
春になればここには大勢の子供たちがやって来る。
樹の家はまるで子供たちの巣になるだろう。樹に寄りかかることで根っこを通して地球とつながり、魂を育む場となるであろう。


Covered with corrugated roofing sheets have almost exactly been removed by a typhoon in 2010.
February 2012. I'm aiming to change it completely to a thatched roof.
波板シートで覆ったルーフィングは2010年の台風ではがされてほとんどそのまま。
2012年2月現在、これを全面萱葺きに変え、最終的な完成を目指す。
The structure by the reciprocal grid also known as the Da Vinci Grid. 5m high,6m long,
April.2008
レシプロカル・グリット、別名ダヴィンチ・グリットによる骨組み
2008年4月


 

2012年2月6日月曜日

神石山の森に入る

山と村の間は昔里山だった。今はうっそうとした密林だが、石垣がまるで遺跡のようにあちこちに見える。棚田の跡だ。所どころ面影を残してはいるものの、杉の植林によってほとんど陰になっている。その杉も野放しとなりあちこちで石垣が崩れている。

中腹に登ると、聳え立つように巨大なオブジェが迫ってきた。
ツリーデッキだ。

周りの杉を倒して立ち上げている。
昨年はほとんどこの森に来ていない。新しく作ったとは聞いていたが、以前にもまして高くなり。技術も向上した様が伺える。
相変わらず細部は大雑把に作ってあるが、ここにはこういったものを驚くほどの短期間に作ってしまう集団がいる。

2012年2月5日日曜日

神石の山に向う



神石の山に向う。

前回、笠山から望んだ遠方に見える山だ。この山の向うには雨乞い山があり、両山とも、伊勢と富士を結ぶレイライン上に位置している。

山の形はなだらかな三角錐で、等高線の地図で見るとみごとにピラミッド状になっているのが分かる。海側の尾根がへこんでいるのは採石の跡で、反対側から見ると岩肌が白くむき出している。このあたりの地名が白谷というのはチャートや石灰岩による岩山で、昔はむき出しであったからである。

実際、この山を地図で見ても名前は載っていない。地元の人もすでに山の名前など当の昔に忘れてしまった。それほどまでに今は無用の山となってしまっている。

ここを初めて訪れたアイヌのシャーマンが山の名前を名付けた。
ここには大きな岩が三つあり、それが御神体となっている。地元の古老ぐらいしか知りえないことを彼らは話す。山は三ヶ根山を通りぬけるレイライン上にあり非常に磁場の高い霊山に値するところである。だからこの山が蘇ることで人をも蘇らせることができる。そう言って彼は神石の詩を山に書き残していった。
現在、この詩は山の中腹にある炭焼き小屋に掲げられている。
彼らは山の入り口に差し掛かっただけで、どこにどんなキノコが生えているのかが分かるそうだ。実際、彼の言うとおりの場所に駆け登っていくと、そのとおりのキノコが生えていた。
昔アイヌの子供たちは、初めて山に入るときキノコの匂いを嗅がされて、その匂いを頼りに山を駆け巡ったという。

この山だけで人は生きていくことができる。そう彼は言い放った。

2012年1月28日土曜日

笠山に行く

田原(愛知県)にある笠山に行った。

笠山は前から近くを通る度に気になっていた。形がピラミッド状だからだ。大きさもギザの第三ピラミッドほどだ。天然の古墳といった感じだが、そのとおり麓には墓地がずらっと並んでいた。寺があり、その昔は山そのものを崇めていたのだろう。

ピラミッドは墓にも使われたが、本当の目的は別にある。それについては別の機会に話したいが、天然のピラミッドにも共通の要素がある。

昼を回っていたので頂上でお弁当にすることにした。すこぶる寒さの中、かじかむ手でおにぎりをほおばる。冷え切って、味はほとんど感じない。
それより、ここから見た風景に感動した。
山の輪郭が同じように三つ重なって遠方にかすんで見えるからだ。
画像を見たほうが早い。
このような自然景観を相似象という。フラクタルとも言う。自然現象や数列にも現れる他、出来事にも適応される。
相似象が見られる地点はレイライン上に位置している。このラインを先に延ばしていけば、神島か伊勢神宮に行き当たるだろう。そして反対側に目を向けると石巻さんに行き当たる。
まさにここは聖地であると言えよう。聖地は第三密度が希薄なところで、惑星の運行に合わせて第四密度に入ることが容易となる地点である。だからこれに掛け合わせて薬草や酒・祈祷や祭りで太古の人々はあっちの世界を垣間見ることができた。ほとんどの知識や教えをそこから汲み出し、場合によっては教わり、こちらの世界に活かし知恵や物語として後世に伝えてきた。だからその時代には今で言う先生などいない。今のように苦労して何かを学ぶ必要などなかったのだ。
このような地点はパワースポットでありポータルともヴォルテックスとも言われている。
地球は年末から第四密度に入っていくが、すでにこのような聖地ではより密度が希薄となり、場所によっては月の満ち欠けなど関係なしに凄いパワーが得られるのだろう。
私が次に向うのはここからかすんで見える三番目の山だ。