2012年5月22日火曜日

ツリーハウスのワークショップ(茅葺編)

6月の中旬まで数週間ありますが、その間、日曜日にワークショップを開催します。

ワークショップの内容は、主にツリーハウスの茅葺です。
今回は、実演・実習をとおして、ツリーハウスに適した、茅の葺き方を学びます。
また、初めての方には、ツリーハウスの構造についても技術的な内容をご提供します。

日にちは、5月27日、6月3日・10日・17日を予定しています。
ご希望の日を選択できます。一人様からでも受け付けます。

午後1時から4時半を予定しております。

参加費は2千円です。用意するものは、はさみと園芸用の手袋です。



以前、骨組みを組み立てるワークショップを行った事があり、それ以来なので久々です。あれから、屋根素材を色々試し、思考錯誤の末、自然素材に行き着きました。以前のシート葺きは、ひどい台風の時にはがされてしまったからです。

茅は、湿度や温度を調節してくれますが、何よりも、茅を使うということは、自然のサイクルの一部を住まいに組み入れることだと、気付きました。この文明は頑丈で耐久性のある人口素材にこだわりがちですが、このような自然素材はもっともエネルギー効率の良い、そして永遠に手に入る地球の恵みなのです。長持ちの点でも、家の中で燻せば25年は保てるそうです。こういう当たり前のことがわからなかった自分には、ごめんなさい、地球には、愛してます、ありがとう、です。

現在、ツリーハウスは、全面改装中で茅葺を行っております。ちょうど、材料もあり実演や実践を通して学ぶ良い機会です。

今回。私はツリーハウスに適した茅の葺き方を研究してきました。その成果を皆さんにも提供していきたいと望んでおります。

また、昨年私は、この骨組みを取り入れたジオデシックドームを開発しました。この設計システムを用いれば、球形のツリーハウスに転用でき、樹上において比較的容易に組み立ることのできる球状の籠ができます。

利点は組み立て易さだけではありません。柔軟で他のツリーハウスなら設置困難なところでも比較的フレキシブルに樹と一体化しえるのです。

この柔軟さがツリーハウスでは大変重要なのです。なんといっても樹は思ったよりも風で揺れ、四角い頑丈な家だと樹のほうが傷んだり、ぽっきり幹が折れてしまうからなのです。

今回はワークショップに参加された方には、この設計システムが記されたマニュアルファイルを無料にて送らせていただきます。ツリーハウス以外に通常のドームがDIYできるので大変お得です。

このような経過を見ても、今回のワークショップが樹と自然そして地球と一体となった究極を目指していることがお分かりになるかと思います。

是非、この機会にワークショップに参加してみてください。

なお、現地への交通アクセスは,私のブログを御参照願います。
http://u-treehouse.blogspot.jp/p/blog-page.html 
お申し込みは、私へのメール、もしくはブログの問い合わせからどうぞ。



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