森の中では、極寒での作業であった。冷たい風、小雪が一度ちらつく。頬には冷たい風、湿らせた棕櫚縄を扱う指先が凍る。
森の中、本日誰も来ないし、作業もしていない。作業に熱中していたとはいえ、この寒さには応える。助手の方は寒さに強いようだ。
そこまでして行なう理由は何であろうと自問する。もう少し暖かくなってから初めてもでもよかったのではないか。
理由の一つには、ビジョンがあるからだろう。究極の・・・と謳ったぐらいだから根拠と確信を貫きたい意志が己を追い立てるのだろう。この究極の・・・については追々論じていこう。
二つ目の理由は、なんとしても伝えること・分かち合いたいことがあるからだろう。それにこれを後にワークショップなどを通じて行ないたいと願っているからだ。
三つ目は、縁あってこの森とそれを取巻く人々との出会いと協働だろう。里山作りでもある。
四つ目は、寒いとはいえ、このツリーハウス作りがとても良い運動になることである。これはやっている間に気がついた。この変わった骨組みをつくっていくため、あらゆる方向に体を動かしたりするからだ。また、樹上での体のバランスを保つため足腰が鍛えられる。それに、緊張と思考を使うため肉体の苦痛が軽減されるのだろう。
当日の作業では、枝材の片方を固定するクランプは小さすぎ、それに加えてバネが強く片手ではてとても使えなかった。
2人での作業だったので、一方が材の端を固定していることで作業は順調に進んだ。
次回、この固定、単管パイプのクランプを使ってみようと考えている。
本日以上。
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