それに久々にツリーハウスに行きました。数ヶ月ぶり。
風で屋根の波形シートがかなりめくれており、海側に面する方はひどくはがれ、空が見えます。
昨日は遠方より来客あり。
長久手町に住むミクトモのまこさんがツリーハウスにやってきました。
当日は、以前より約束していた日だったので、雨が降っていようが行くつもりでした。
せっかく来て、破れ傘状態の中で濡れてしまっては申し訳ないと思い、少しでも直そうと、朝早く出かけました。
長雨が続いております。あいにくの雨で2月の寒さ。
森の入り口に着くと、どこからともなく見慣れない女性が傘を差して近づいてきました。まこさんでした。
ツリーハウスの中はところどころ水浸しでしたが幸い雨は止んでおりました。
そんな中、のんびりと昼近くまで尽きない話をして過ごしておりました。
話は環境問題にも及びました。彼女は表浜ブルーウォークに参加したそうです。炎天下の真夏、約50キロの海岸を清掃しながら歩くイベントです。
ここの「ゆずりは学園」でも物資を援助したそうです。
私も以前その存在を市民団体の冊子で知ったとき、若者のパワーはすごいなと、心を動かされました。若者だけでなく中高年の方も一緒に歩いていますが。
以前ですと、ゴミは絶対減らない、しかも中国やら他のアジアの国々から次々とゴミが流れ着くのに、なぜ今さらそんな無駄なことをするのだろうかと、たいていの人はいぶかしげに思っていたはずです。
あたしもそんな考えの一人でした。
しかし、この考え方こそ、心にゴミを溜め込んだまま人生を終えようとする人たちの悲しい発想だと気付かされたことがあります。
以前、アルピニストの野口健さんの講演会に行ったとき、同じような話が、地球温暖化や止まらぬ環境破壊の話でありました。
環境に詳しい専門家の先生方は、自体が深刻なことをデータから予測できるがゆえに、ほとんどあきらめの状態の人が多いそうです。
このあきらめは一般の私たちにも蔓延しています。環境問題に限らず、これに似たあきらめは心の中に積み重なり環境だけでなく、私たちの精神をも蝕んでいます。
自然の脅威を体験した話を聞き、他人が出したゴミを片付けにエベレストまで行く話しに触れ。
その時に、この地球を慈しむ心が、そんなあきらめを消し去るものだとつくづく感じました。
母親がこどもを愛するように、そこには何のあきらめなどないはずです。
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