2009年7月19日日曜日

29日目、ルーフィング4日

7月18日、午後より作業。むっとした蒸し暑さ、曇っていて風はない。
森の中、どこも蒸れている。汗ばむ。じっとしていると蚊が寄ってくる。
しかし樹の上は落ち着く。温度差はないが、体感温度が違う。緩やかな風が吹くと汗ばんだ肌を冷やしてくれる。蚊もここまでは上ってこない。下界に比べれば快適だ。
それでも体を動かしていると汗が滴る。
窓から見える海と空の境界ははっきりしない。

ルーフィング4日目で畦シート4巻き使う。既に両サイドはシートで覆われている。

午後3時ごろアートユニットの山崎君が手伝いに来る。ルーフィング作業を一緒に行なう。
私の方は様子を見ながらゆっくり作業を行なう。
ルーフィングの難しい箇所が出てきた。狭くなった長手方向の端部だ。ここは骨組みのすき間が狭い上、骨組みに沿ってシートが急カーブを描く。
骨組みの輪郭が曲面を描くためシートの収まりが困難だ。他のなだらかな曲面の箇所と平行してシートを取り付けることはできない。シートが浮き上がってしまうからだ。
二人で色々検討する。たぶんこの案で行くのが今のところベストだろう。下に示した図を見てほしい。

これはツリーハウスを上から見たルーフィングの絵図だ。
急カーブの輪郭を描く箇所を幅のあるシートで巻くのは困難だ。そこで、一旦端部で切り落として隙間となる箇所を最後の1・2枚のシートで上から抑えるという寸法だ。
図では一番上に被せるシートの固定は他のシートの様に棕櫚縄で骨組みに縛り付けることはできない。既にその下には複数のシートが敷かれていて穴を開けるのは困難だ。この点が次の課題となる。問題なければシートの両端のパンチの穴に番線を通してサイドのシートと共にして下で縛りつけようかと考えている。


さて、今日のルーフィングの出来を見てみよう。骨組みの最上部から上がって写真を撮った。
最上部のシートはまだ止めていないが、おおよそその様子が分かるだろう。

この様に、上から見れば全体のフォルムが収まって見える。しかしこれを下から仰ぎ見るとシートの隙間がかなり目立って全体のフォルムがつかみにくい。この点次回写真に収めて示していこう。



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