7月25日、いまだに梅雨が明けない。乾いたとこなどどこにもないぐらい湿度が高い。先週同様、海の水平線がぼんやりしている。
午後より作業。森の管理人こと、藤村氏は炭焼き窯をひたすら作っている。こちらも8月ころには出来上がりそうだ。
ツリーハウスの床は早朝の雨で濡れている。今日は風が吹いている。ねっとりした空気だ。
時々揺れる。以前と違う揺れだ。骨組みだけのときの揺れと違って、シートで覆われたことで全体的に揺れる感じだ。ストロークが以前より長い。
さて、どこから手をつけようか。風で仮止めのシートがめくれ上がる。一番上に被せてあるシートの結束は両端だけだ。既に屋根の上には手が伸ばせない。危険だ。後々その下のシートをはずしてとめるしかない。
それより、先に進めるか。
今日は透明の塩ビの波形プレートを天井に取り付ける。そのためのフックを用意してきた。「プラフック」という商品名で、穴を開けて簡単に取り付けることができる。
しかし、これには難儀をした。外側からこのフックを差し込むが、下に補助で誰かいないと外れやすいのだ。今日はあいにく一人作業で手間取った。一番上のシートなりプレートを止めるのは、このフックでは考え物だ。DIYのお店には他の止め具が売られている。むしろ、木ネジ式を選んで、直接骨組みに取り付けるほうが簡単だ。
夕方小雨が降り始める。
ようやくハウスの中で雨をしのぐことができる。残すところあと少し、3分の1だ。
何とか後一回くればルーフィングは完了だ。
8月に入ったらぼちぼちと、庇や入り口、といった3次的段階をやっていこう。
それに加えて、見栄えが良くなるようにハウスの下半分もシートで覆うのもいいだろう。
中心には床が見える1平米足らずだ。内部には向って左側に1段高くなった1m×2mの床があり、ベッドの替わりになる。正面にはベンチがある。
こういったものは、この程度にしておこう。後は後続の人たちの創意・工夫に任せていこう。
このルーフィングもこれ以外の方法は、後続の人たちの改善
なり改良案に委ねよう。私はもうこれ以上やるべきではない。
私の行なうべきことは他にありそうだ。