昨年は補修作業があったりでツリーハウスで涼んでいましたが、今年は酷暑とはいえ、樹上ではそよ風が吹けば心地よいとは思っていても、そこまで行く気力さえ出なかったのです。私の住まいから森までは車で40分ほどかかるのですが、エアコンの効きが悪くて耐えられないのも理由の一つでした。
総じて、夏の作業は春の延長で行なったら大変効率が悪いのです。思い切っていかに涼むか思案に暮れていたほうが良いようです。
9月28日は蟄虫戸を閉ざす |
デザイナーまでは知りませんが、このドアの色使いが良いのです。
さっそく旧ツリーハウスに生かしてみるよう、直感がひらめきました。
昨年つくったツリーハウスのルーフィングはプラスチックの波形シートで、施工性が容易なので取り合えずこれで良しとしておりました。しかしこの一年様子を見て、ほどほど耐久性はあるものの、風情というか、周りの環境との何らかのバランスに格差があり、違和感を感じてくるのです。これはその物質の持っている存在感というか、波動といった感じのものでしょう。
そこで、板葺きの屋根にして素材を生かしてみよう、それに外観の色を先のイラストのように多彩にしてみようと思い立ったのです。
それに加えこの一年の様子見で、このツリーハウスの主木はまだまだかなりの重量に耐えうるものと判断できたからです。
今日は野地板を買ってきて、色の配色を試みました。塗料は在庫にあったキシラのほか水性の屋外塗料です。水性が扱いやすいし安価なのでお勧めです。
三色の異なる板材をランダムに配色することで、ツリーハウスの形が単一の色のときよりも際立ってくることを予感しております。
それから板葺きのパターンは、横の水平ラインに目が止まらないように、板を上下ずらし凸凹ラインにします。こうすることで全体の立体形状が強調されます。
あるツリーハウスの本から引用 |
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