2009年2月16日月曜日

9日目

2月14日(土)朝から異常に暖かい、既に4月中旬なみの暖かさ。オーストラリアで熱波による山火事発生、東京都面積2個分が焼けた。
単発的災害どころでなく、今後持続的な段階に入っていく、地球が変化してことを人類は経験していくようだ。
それによる世界経済の活動停止が予想される。このような変化は予想だろうか、予言だろうか、分析・統計による結果だろうか、いずれ一度は自分の中で受け入れて考えざるを得ない。
地球も我々人類同様生きている、いずれかは死ぬ、しかし今回は脱皮するようだ。何度か神話や歴史上に示されたように。
さりとて人は永続性・永遠性をよりどころとする。問題は何を永遠性とするかで、この時代の葛藤を克服していくことにつながるのだろう。

話がツリーハウスから外れてしまった。
以前から課題となっていた骨組みの結束。ようやく、解決できた。
単純なやり方だ。
ゴムバンドをとおして固定する。
このバンドは幅1センチで腕輪ぐらいの大きさで結構伸びる。
この日撮った写真をごらん頂きたい。

枝材の端部にあらかじめバンド通しておき、材を交差した時点で他の材を押さえつけて元の材の端部に再度通す。
この手順は片手でできるため都合がよい。あらかじめ腕に4・5本のバンドを腕輪のように通しておけば取り出しやすい。
三角形のユニットが固定できる。それ以上に2本ぐらい固定しておけば、棕櫚縄の結束は安定しながらできる。
いざ棕櫚縄を結束する場合には、バンドをはずしてもなんとなく安定しているほど周りの枝材をゴムバンドで結束しておけば良い。
このような作業をこの日は行なって、非常に効率よく以前よりも早く作業ができるようになった。



2009年2月7日土曜日

8日目

2月7日(土曜)非常に暖かい。もう春なのか、温暖化のせいか。午前中ホームセンターで麻縄を買ったついでにクランプを品定め。今日も一人作業なのでクランプを使わないとやっかいだ。最近出回っているスライド式のラチェットクランプは片手で
操作できるが、挟む対象が動くと簡単に外れてしまうのでやめた。代わりに額縁や不定形のものを締め付けるベルトクランプを買った。
試すと、これもそんなに簡単にはいかない。片手では操作できないのだ。しかし二人作業ならこのクランプは今まで試したクランプより使い勝手がよいだろう。一人作業なら多少難点はあるが、太い紐でも縛り付けておけばよい。そんなこともあって今日は大して
進まない。
夕方、ゆずりは学園のスタッフの一人がツリーハウスに登ってきた。ツリーハウ
スの話から前世やら過去生・未来生のに話題が飛んでしまった。


2009年2月3日火曜日

組みの調整


骨組みを全体の半分ぐらい組み立てると、当然形は皿状からサラダボール状にとなっていく。
このあたりから組んだ格子が外へと広がっていきやすい。既にそのせいか、外へ骨組みが広がり、予定より随分空間が大きくなってしまった。このまま惰性でいってはいけない。調整をしなければ。
何度か樹の下から眺めて出来上がるハウスを想像してみる事だ。樹の大きさ、幹の太さ、その伸びた角度など全体をバランスよく配慮してベストの状態に調整していくことが大切だ。
外に広がろうとする格子が固定できなければ、一定の角度を維持するため幹までロープか、この場合棕櫚縄でもくくりつければよい。特に一人で作業する場合はこのやり方が助かる。
写真は、幹と格子棕櫚縄で結んだ状態だが、先日載せた絵図の方がわかりやすいだろう。

2009年2月2日月曜日

7日目



1月31日、前日の大雨が止み朝から快晴。
早速森のスクールに向けて出発。今日は一人作業。森の中は前回より暖かい。
到着早々、気になっていたことがあるので確認。
現場の樹は右の絵のように根元から大きく二又に分かれている。現在ようやく半分ほど骨組みを組んだが、その荷重の半分以上は斜めに伸びた幹にかかっている。このままでいけば確実に右の幹が根元から折れてしまう。今まで樹上で骨組みを組むことばかりに気を取られていたが、ここらで何とか対策を考えねば・・・。