本日は、関西方面からの参加者によるワークショップです。
秋とはいえ、まだ暑い日が続いております。しかし心地よい風が汗で乾かしてくれます。
ツリーハウスや森での作業などほとんどの人は初めてです。
私の伝える内容も人類が始まって以来(今年に入って)ほとんど最初です。
何をどう伝えるか、伝えられるか。昨日は考えておりました。
最も中心となるところは骨組みの組み方ですが、それは技術的な視点からです。むしろ潜在的な中心は、人だけでなく森を含めた範囲にまで意識を拡大することにあります。それによって自然とのつながりに広がりを感じるときが来ることを願っています。
そんなわけでツリーハウス作りの技術的な作業を通してスピリチュアルな話題にも話が及びました。
このブログでは、読者の方に有益な情報としてなるべく技術的な事がらを提供していこうと思っております。しかし、それと同時にそのようなアイデアや森で生きる術がどのような背景で創出されるかも私なりにまとめ伝えていきたいと願っているのです。
ダビンチグリットによるツリーハウスを紹介しています。 これは、レオナルド・ダヴィンチが考案したグリット(格子構造)をツリーハウスでよみがえらせる実験です。 樹の上にのみ存在しうる家。樹と一体となるツリーハウスの作り方を記録。 ツリーハウスをつくることで地球とつながり、里山再生・人間再生へと意識の拡大がテーマです。 物質文明が終わりを遂げようとしています。私たちは自然との調和ある精神文明を築かねばなりません。「覚醒した星の文明を創造すること」、それが私たちの活動の最終目標です。
2010年9月19日日曜日
2010年9月18日土曜日
板葺きのルーフィングⅡ
波形シートをはがしての板葺き作業を始めました。
あらかじめ波形シートのときと同様に板の裏側に添え木取り付け、その次に本体の骨組みに取り付けます。
この板組は4枚から6枚がちょうど良い重さです。骨組みへの取り付けは、内側よりグリットを通して外側に位置させ、内側の骨材からスリムネジで固定させます。
以前、セルフビルドによるログハウスの屋根を板葺きで行なった方にお会いしました。その時に聞いた話では、板材が面で重なっているため露がたまり朽ちるのが早いそうです。はがすのも難儀で困っていました。そのため板材の裏側に溝を数本入れ露の流れ道を作っておきべきだったと言っておりました。
あらかじめ波形シートのときと同様に板の裏側に添え木取り付け、その次に本体の骨組みに取り付けます。
| 裏側は無塗装。添え木への板の取り付けは表側より |
| 色の配色はチーク・ベージュ・グリーンを 6:2:1 |
板組の重なりは、添え木が内側に重なる板の上端に付けばよく、そうすれば隣接する板のすき間が埋まり雨をしのげます。
場合によっては添え木が骨組みと接しない箇所が出てきます。その場合は園芸用のグリーン色の皮膜針金で吊り下げるように固定すればよいです。
以前、セルフビルドによるログハウスの屋根を板葺きで行なった方にお会いしました。その時に聞いた話では、板材が面で重なっているため露がたまり朽ちるのが早いそうです。はがすのも難儀で困っていました。そのため板材の裏側に溝を数本入れ露の流れ道を作っておきべきだったと言っておりました。
本ケースの場合、重なる板材のすき間は本体の形状が曲面を描いているので全面重なりません。そのため前記のようなダメージは避けられます。この点は利得でもあります。
しかしその分、板材の外側端部が松かさのようにすき間をつくるため、強風の場合はがされてしまうおそれがあります。
そのため添え木の固定は、少なくとも、両端の他に中間も加えた3箇所にして強固にすることをお勧めします。
2010年9月13日月曜日
板葺きのルーフィング
結局、この2ヶ月近くほとんど森には行かずじまいでした。
昨年は補修作業があったりでツリーハウスで涼んでいましたが、今年は酷暑とはいえ、樹上ではそよ風が吹けば心地よいとは思っていても、そこまで行く気力さえ出なかったのです。私の住まいから森までは車で40分ほどかかるのですが、エアコンの効きが悪くて耐えられないのも理由の一つでした。
総じて、夏の作業は春の延長で行なったら大変効率が悪いのです。思い切っていかに涼むか思案に暮れていたほうが良いようです。
さて、そろそろ人間が森で動き出すころです。暦では今月28日は「虫がかくれて戸を閉ざす」と出ています。上のイラストはカレンダーのその日を示しており、気に入ったイラストなので撮っておきました。
デザイナーまでは知りませんが、このドアの色使いが良いのです。
さっそく旧ツリーハウスに生かしてみるよう、直感がひらめきました。
昨年つくったツリーハウスのルーフィングはプラスチックの波形シートで、施工性が容易なので取り合えずこれで良しとしておりました。しかしこの一年様子を見て、ほどほど耐久性はあるものの、風情というか、周りの環境との何らかのバランスに格差があり、違和感を感じてくるのです。これはその物質の持っている存在感というか、波動といった感じのものでしょう。
そこで、板葺きの屋根にして素材を生かしてみよう、それに外観の色を先のイラストのように多彩にしてみようと思い立ったのです。
それに加えこの一年の様子見で、このツリーハウスの主木はまだまだかなりの重量に耐えうるものと判断できたからです。
今日は野地板を買ってきて、色の配色を試みました。塗料は在庫にあったキシラのほか水性の屋外塗料です。水性が扱いやすいし安価なのでお勧めです。
三色の異なる板材をランダムに配色することで、ツリーハウスの形が単一の色のときよりも際立ってくることを予感しております。
それから板葺きのパターンは、横の水平ラインに目が止まらないように、板を上下ずらし凸凹ラインにします。こうすることで全体の立体形状が強調されます。
ちなみに、以前理想とする一例を挙げておきましたが、大体こんな感じです。
昨年は補修作業があったりでツリーハウスで涼んでいましたが、今年は酷暑とはいえ、樹上ではそよ風が吹けば心地よいとは思っていても、そこまで行く気力さえ出なかったのです。私の住まいから森までは車で40分ほどかかるのですが、エアコンの効きが悪くて耐えられないのも理由の一つでした。
総じて、夏の作業は春の延長で行なったら大変効率が悪いのです。思い切っていかに涼むか思案に暮れていたほうが良いようです。
| 9月28日は蟄虫戸を閉ざす |
デザイナーまでは知りませんが、このドアの色使いが良いのです。
さっそく旧ツリーハウスに生かしてみるよう、直感がひらめきました。
昨年つくったツリーハウスのルーフィングはプラスチックの波形シートで、施工性が容易なので取り合えずこれで良しとしておりました。しかしこの一年様子を見て、ほどほど耐久性はあるものの、風情というか、周りの環境との何らかのバランスに格差があり、違和感を感じてくるのです。これはその物質の持っている存在感というか、波動といった感じのものでしょう。
そこで、板葺きの屋根にして素材を生かしてみよう、それに外観の色を先のイラストのように多彩にしてみようと思い立ったのです。
それに加えこの一年の様子見で、このツリーハウスの主木はまだまだかなりの重量に耐えうるものと判断できたからです。
今日は野地板を買ってきて、色の配色を試みました。塗料は在庫にあったキシラのほか水性の屋外塗料です。水性が扱いやすいし安価なのでお勧めです。
三色の異なる板材をランダムに配色することで、ツリーハウスの形が単一の色のときよりも際立ってくることを予感しております。
それから板葺きのパターンは、横の水平ラインに目が止まらないように、板を上下ずらし凸凹ラインにします。こうすることで全体の立体形状が強調されます。
| あるツリーハウスの本から引用 |
2010年7月9日金曜日
風のささやきを聴け
わたしはチュガチ・アリュートとセミノールの血を引いていますが、赤ん坊の頃に、インディアンではない両親に養女として引き取られました。
両親はわたしにすばらしい家庭を与えてくれましたが、インディアンが白人社会に溶けこむのは容易ではありませんでした。
アリゾナでの小学校四・五年のとき、わたしはクラスの子どもたちからたたかれたり、髪を引っぱられたり、胸をつねられたりしました。まあ、子ども特有の残酷さとでも言いましょうか。そんな子どもたちから逃げ出しては木の茂みに身を隠し、暗くなってから家に戻ったものです。わたしは自分がインディアンであることがうらめしくてたまりませんでした。お風呂に入って、石鹸で茶色い肌の色を洗い流せたらどんなにいいだろうと思いました。
カリフォルニアに引越したとき、わたしは生涯で最高の友に出会いました。それは、家の近くの自然保護地域に立っていた巨大な樫の木です。その木はわたしの避難場所となり、また力にもなってくれました。わたしは毎日その木に登って、何時間も白昼夢を見て過ごしました。彼女にブランディという名をつけ、紙と鉛筆をもってあがっては、枝の上で絵や文章を書きました。
わたしのこの木に対する思いには格別のものがありました。おまえは絶対にわたしを落としたりしないわよね、たとえわたしが落ちても、必ず途中でつかまえてくれるわよね。わたしはよく、そんなことを話しかけたものです。
辛かったティーンエイジャー時代も、ブランディに悲しみを打ち明けては、しっかりと抱きしめ、抱きしめられて過ごしました。ブランディは、たとえ高校の卒業ダンスパーティに、茶色い肌をした女の子を誘ってくれる男子生徒などひとりもいなくても、悩むことはないと教えてくれました。
こうしてわたしはその木と、深い精神的つながりを築きあげたのです。そんなある日、ブランディと一体になる必要に迫られて木のところまで行くと、赤いアリが木全体を覆っていました。わたしはアリが怖くてたまりません。そこで必死に考えた末、わたしは木に、アリを追い払ってくれるようたのむことにしました。するとどうでしょう。アリはほんとうにいなくなったのです。
みなさんは驚くかもしれませんが、わたしは驚きませんでした。それからというもの、わたしがブランディを必要としているとき、アリはいつも姿を消しました。
友人や家族の中には、わたしの頭がおかしいと思う人もいました。
そして、自分がほかの人たちと違うと知ったのもこの頃です。初めて自分をインディアンだと感じたのです。インディアンだからこそ、ブランディとの特別な関係を打ち立てることができたのだと。
人と違うというのはある意味で、気分のいいことでもあります。たとえ白人の世界で育てられても、わたしはやはりインディアンだったのです。
そしてインディアンであるということは、なんとすばらしいことでしょう!
そしてインディアンであるということは、なんとすばらしいことでしょう!
生まれて初めてわたしは、自分がインディアンであることを誇りに思いました。これを機に、人生もまた変わりました。わたしはクラシックフルートを学びはじめ、今ではインディアンフルートを演奏しています。わたしのフルートは、手作りで、木製です。その木製のフルートに指が触れるとき、わたしはそこにあのブランディlを感じるのです。
木が話すのを知っていますか。
そう、木はほんとうに話すんですよ。
木はお互いにおしゃべりしますし、
注意深く耳を傾ければ、
あなたにも話しかけてきます・・・・
わたしは木からたくさんのことを学びました。
ときには天候のこと、ときには動物のこと、
そしてときにはグレート・スピリットのことを。
ウォーキング・バッファロー(ストーニー族)
「風のささやきを聴け」より引用
2010年7月5日月曜日
骨組みの組み立て(システム型)
雨が降った後で森の中は大変湿度が高い。幸い今日は晴れ上がり、久々の青い空に山の緑が鮮やに迫る。
骨組み作業は、一番底から始めます。側面からの絵図では分かりにくいですが、規則的には絵図正面右の5本を中心に組むのと同じです。
むしろ、模型の一部を示す方がわかりやすいでしょう。
組む場合、骨組みは皿状になっているのでコーチスクリューで締め付けた後は、軸材をある程度持ち上げておく必要があります。その端部を麻縄で縛り、手すり用の足場材にくくりつけておけばよいです。
コーチスクリューの締め付け、五箇所の内、たいてい最後の一箇所は思うような位置に下穴が来ないので、最初から締め付けは緩めにしておいたほうが良いでしょう。
ここまで一人でもできますが、やはり最低2人で作業したほうが効率は良いです。生木は倍の重量があり、。もう少し材が軽かったら良かったです。
こちらは三角形のモジュールで、前々回、Y氏とともに組んでみました。モジュールは、外側からの位置で置かれているのでコーチスクリューの六角頭は見えません。次回、ばらして樹上に上げ、一本づつつなげていきます。
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